印象に残る自己PR(自己紹介)をする方法
この記事を読んだ方がいい人☟
- 人前で話が上手くなりたい人
- 学校行事で話す機会がある人
- 新卒採用や転職の面接を受ける人
- 合コンや婚活で自己紹介をする人
- 仕事でプレゼンテーションする人
- イベントで司会やゲストとして自己紹介する人
就活、合コン、学校行事、仕事関係など人生で何度も自己PR(自己紹介)をする機会がやってきます。でも、学校では習わないためテクニックを知らないまま何となくでやっている人が大半です。印象に残る自己PR(自己紹介)ができればあなたの評価はグンと上がります!!
この記事を読むメリット☟
・人とのつき合いに積極的になり、人間関係が広がる!
・人の目を気にせず落ち着いていられ、自分に自信が得られる!
YOUTUBEで『自己紹介 自己PRのコツ』と検索し動画を見る→ネットでも調べる→書籍を立ち読みする→何となく理解する→すぐに忘れてしまう。という無駄な時間を過ごす人が多いです。
私は芸人として10年間、高校教師として10年以上、合計6100時間以上(2023年8月時点)人前に立ち続けています。そんな私が書籍やネットに溢れている情報の中から使えるものだけを厳選しました。また、自分の経験なども踏まえて解説します。
そこでこの記事では、自己紹介と自己PRの違い、自己PRの作り方、聞き手を惹きつける方法について紹介します。
私が芸人として教師として10年以上かけて培ってきた、人前に立って話すノウハウや経験、知識をギューっと凝縮しました。人前で話すのが楽しい!と自信をつけたい人は最後まで読んでください。
自己紹介と自己PRの違い
自己紹介とは
過去や現在の自分の情報を相手に伝えるもの
「みなさん、こんにちは。 山田太朗と言います。鹿児島で生まれて、 小学校、中学校、高校と学生時代はサッカーをしていました。そして大学入学で大阪に出てきて 現在は梅田にある保険会社で営業の仕事をしています。 家族は妻と6歳の息子。そして犬が 1匹。 趣味はジムでトレーニングをすることです。 みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。」
自己PRとは
「自分が、誰に何をすることで世の中に貢献しているのか」を 自分のことばで伝えること
自己PRの「 PR」は、 「Public Relations」の省略形。Publicは「公」、 Relationsは「関係」。「自己 PR」を直訳すると「自己と公の関係」という意味。つまり『自分と世の中とのつながり』を説明するのが自己PR。
(例)PRが自己アピールになってるパターン
「みなさん、こんにちは。 私の名前は山田太朗と申します。 僕は現役で東大医学部に合格して、 在学中に 司法試験にも合格しました。 もともとは医者か弁護士になるつもりでしたが 今は学習塾を経営しています。 みなさん、よかったら僕の塾に見学に来てください。」
「みなさん、こんにちは。 私の名前は山田太朗と申します。 僕は東大医学部に在学中に塾でアルバイトを始めました。最初は上手く教えられず生徒の成績も伸びませんでした。それが悔しくて毎日教え方についての研究をしました。その結果、独自の勉強法と指導法をあみだしました。自分でその方法を実践すると司法試験に合格でき、生徒の成績も上がり志望校に合格できました。私は医者か弁護士になる予定でしたが、教えることの喜びを知り、今は大阪で学習塾を経営しています。みなさん、よかったら私の塾に見学に来てください。」
世の中とのつながりを伝える目的で自分の情報を入れるのはありだよ
今後は、自己紹介も自己PRだと認識することが重要
自己PRで絶対に必要な3つの内容と作成方法
必要な3つの内容
③ゴール(目的)を決める
共感を得る必要性
聞き手に共感してもらい自分のファンになってもらうことで、人生がプラスに進んでいきます。
仕事でもプリベートでも人とのつながりで人生が大きく変わります。悩み事の9割は人間関係です。それほど、人生において人との繋がりは重要なのです。
「情報」を伝える自己紹介では共感されにくいよ
相手のメリットを伝える必要性
このブログもはじめにメリットを伝えています。メリットがあると判断したからここまで、読んでくれていますよね?
人は自分が得する話が大好きです。わざわざ聞くと損する話や、意味のない話は聞きたくないものです。
そのため、自己PRでは自分とつながることであなたにこんなメリットがありますよ。ということを聞き手に伝える必要があります。
ゴールを決める必要性
自己PRは「相手目線」で伝えるのが重要です。自分の話しばかりをしていてもあきられます。自分が一番相手に知ってもらいたいことや相手にやってほしいことをゴールとします。ゴールから逆算して話す順序を決めます。
ゴールの例
- 今の話に興味をもっていただけた方はこの後名刺交換いたしましょう。
- 今の話に興味をもっていただけた方はこちらのホームページにアクセスしてみて下さい
- ぜひ一緒に働かせて下さい
自己PRの作成方法
以下の項目を意識して自己PR作って下さい
- 誰のどんな悩みをどのように解決するのか?→メリット
- 自分が、何の専門家なのか?→メリットの裏付け
- どんな想いで、その仕事をしているのか?→共感を得る
- 聞き手にどうしてほしいのか→ゴール
「みなさん、こんにちは。 私の名前は山田太朗と申します。 大阪で学習塾を経営しており、多くの生徒を第一志望に合格させています(メリット)僕はもともと東大医学部に在学していて、そのときに塾でアルバイトを始めました。最初は上手く教えられず生徒の成績も伸びませんでした。それが悔しくて毎日教え方についての研究をしました。(共感を得る)その結果、独自の勉強法と指導法をあみだしました。自分でその方法を実践すると司法試験に合格でき、生徒の成績も上がり志望校に合格できました。(メリットの裏付け)私は医者か弁護士になる予定でしたが、教えることの喜びを知り、学習塾を作ることを決めました。今では100人中97人の生徒が第一志望に合格しています。(メリットの裏付け)みなさん、よかったら私の塾に見学に来てください。(ゴール)」
最強の型!未来志向の自己紹介
未来への「自分の想いや考え方」を相手目線で伝えると共感を得れます。
【話す流れ】
未来(提供できる価値or想いや考え)→過去(実績or根拠)→現在(自分が取り組んでることor取り組みたいこと)
【考え方】
・未来→あなたはどんな未来をつくりたいのか。それはなぜなのか。
・過去→どんな未来をつくっていこうとしているのか。その根拠は何か。
・現在→未来に向かうためには何をすればいいのだろうか。
私はどんな子どもでも受験に合格させることができます。(未来)
なぜなら私は塾を経営すると同時に塾講師として10年間で1000人以上の生徒を第一志望に合格させてきたからです。(過去)
もしよければ、私の運営する塾に見学に来ませんか?(現在)
面接の質問もこの順番で話すと相手に自分の考えや思いが伝わりやすいよ。
チャリヤマの回答例
「生徒とのコミュニケーションを大切にする教員になりたいと思います。(未来:自分の想い)知識を詰め込むためだけの学校は必要なくなっていくと予想されます。なぜなら、今の時代、ネットで高品質の授業が無料で見られ、チャットGPTなどのAIの進化により疑問は瞬時に解決してくれるからです。しかし、ネットは一方的なやり取りです。これからの学校はネットで得られないリアルな体験を通しての教育がより重要視されると考えられます。そのため、教員においても授業や行事を通して生徒とのコミュニケーションをとり、勉強の面白さや、学校に来る楽しさを伝え感じさせられる働きかけが重要です。(過去:根拠)私は芸人をしていましたので、大勢のお客さんとやり取りすることに慣れています。その技能を活かして一方的ではない対話重視の授業展開をしたいと思います。(現在:自分が取り組みたいこと)」
自分が取り組みたいことは具体的に言える方がいいよ。
興味をそそる自己PRの作り方
特徴のかけ合わせで個性をだす
- 自分の所属から考える
- 自分が好きなものから考える
- 得意なこと、努力していることから考える
私の場合は、「元お笑い芸人 ×高校教師 ×理科」という組み合わせが考えられるよ。
数字を具体的に表現する
①私は10年間で1500回舞台に立って漫才をしてきました
②私は10年間で1485回舞台に立って漫才をしてきました
数では①の方が多いにもかかわらず、聞き手は②の方がすごいという印象を持つのです。このように具体的な数値でいうことを心がけましょう。
名言の引用
有名人の言葉や歴史上の人物の名言を第3者の意見として引用するとあなたの話に説得力をもたせられます。
相手が自分より年上の人には、あなたの意見よりも有効的だよ
自分の弱みや失敗談を言う
失敗から何を学んだのかを話すと共感が得られます。
漫画や映画、ドラマでも主人公が挫折や失敗を経て強くたくましくなっていくものが王道です。視聴者が主人公に共感を得やすいためヒットしやすいのです。自己PRにおいても自分の失敗談を入れ、そこから学んだことを話すことで共感を得られる魅力的な自己PRになります。
見た目と中身のギャップ
見た目と中身に意外性があると共感を得られやすく印象に残る。ヤンキーが優しい一面を見せて女子がキュンとするのもギャップによるあるあるである。
・コワモテの人がスイーツ好き
・オタクに見える人が空手黒帯
・ギャルに見えるが料理が得意
自己紹介の長さ
3分の自己PR文を作成するのがおすすめです。3分をベースにして、場面によって少し長くしたり短くしたりするイメージです。
イベント、交流会、立ち話などでは短く自己PR(自己紹介)する機会が多いです。そのため、3分の文を 3分の1に要約した1分バージョンも作っておくことをおすすめします。
少しゆっくりのスピードで300文字くらい
3分だと600文字になる。600文字の自己PRの分を作り込もう。
聞き手を惹きつける方法
メラビアンの法則
人は,言葉の意味や文法だけでコミュニケーションを取りません。表情や声のトーン,ジェスチャーなどの非言語からも情報を受け取っています。でも,多くの人は話す内容ばかりに頭がいってしまいがち。非言語の部分を意識して上手くみせることであなたのプレゼンやスピーチはグンとよくなります。まずは、笑顔と背筋が伸びた姿勢を意識してください。
人前に立つときは自分に合った服装と髪型にしましょう
ジェスチャーを取り入れる
体をオープンにする
カラダ開くことで相手に安心感を与えます。
腕を組むと相手と自分との間に壁ができます。壁があると無意識に心に距離を作ります。
手の平を見せることで相手に安心感を与えます。
何も隠し持っていないという情報が無意識に伝わります。すると警戒心を解いて話を聞いてくれます。
数字を言うときに同じ数だけ指で表します。視覚情報と言語情報が合わさり聴衆は理解しやすくなります。また、その数字の後の言葉を印象づける役割も。(例)
「ポイントは3つあります(三本指)まずひとつ目が(一本指)」
【聞き手を惹きつける話し方のテクニック】についてはこちらの記事を参考にして下さい☟
https://tyariyama-blog.com/7-speech-techniques/
まとめ
- 自己紹介は自己PRと意識する
- 自己PRは自分をアピールすることではない。自分と世間とのつながりである
- 自己PRには①共感を得る内容②相手のメリットを伝える内容③ゴール(目的)の内容。この3つを盛り込む
- 自己PRの構成は未来→過去→現在の順番
- 自己PRは具体的な数字、ギャップ、名言などを使い魅力的にする
- 話し方、表情、姿勢など内容以外も大事である
最後ませ読んでいただきありがとうございました
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