もう会話は怖くない!たった2つで雑談力が上がる方法とテクニック!
・微妙な関係の人と会話を続けるのが苦手
・大勢での雑談で自分だけ会話に入れない
・大人になってから心を許せる友達ができない
YOUTUBEで『雑談 テクニック』と検索し動画を見る→ネットでも調べる→書籍を立ち読みする→テクニックが多すぎて覚えられない→雑談のときに使えない。→自己嫌悪→YOUTUBEで『雑談 テクニック』と検索‥‥という無駄なループを繰り返す人が多いです。
私は芸人として10年間、高校教師として10年以上、合計6000時間以上人前で話し続けています。二足のわらじでやっていたので、出会う人の数も普通の人の倍です。高校の授業では教科書の内容を教えるのも大事ですが人間関係を作る雑談も大事です。芸人活動ではお客さんの対応やプライベートの付き合いで雑談が重要です。日々雑談を意識し実践してきた私がさらにそこから研究して「これは使える!!」と太鼓判を押したものを紹介します。
そこでこの記事では、雑談力が上がる方法2選、雑談力が上がる質問テクニック4選 雑談力が上がる感情テクニック3選 人見知りを克服する練習方法について教えます。
この記事を読めば、仕事先の上司や部下、さらにはお客さんと無理なく雑談ができるようになります。プライベートではママ友やパパ友、結婚相手の親族や新しいクラスでの友達作りの会話に役立ちます。
私が芸人として教師として10年以上かけて培ってきた、ノウハウや経験、知識をギューっと凝縮しました。雑談が楽しい!と自信をつけたい人は最後まで読んでください。
それでは授業を始めましょう
雑談力が上がる方法 2選
- 質問して相手に多く話しをしてもらう
- 感情をともなった会話のやり取りをする
質問と感情この2つのポイントを押さえれば雑談力が上がります。
質問が雑談に大切な理由
雑談は楽しいと思えることが一番重要。人は話しを聞いてもらうことで承認欲求が満たされます。学生時代、校長先生の話しは長く感じませんでしたか?でも校長先生はみんなより短く感じています。話している方は「楽しい」から短く感じるのです。なので、質問して相手に話しをさせて楽しませるのです。
感情が雑談に大切な理由
雑談は楽しいと思えることが一番重要。「楽しい」は感情です。論理的に話す必要はありません。学生時代に友達とファミレスでゲラゲラ笑った会話を覚えていますか?覚えていませんよね。楽しいだけで意味のある内容ではないからです。つまり、雑談は感情をともなう会話をダラダラすればいいんです。
次は「質問」と「感情」のテクニックを紹介するね
雑談力が上がる 質問テクニック4選
2種類の質問を使う
2種類の質問を使い分けると会話はスムーズに広がる!
質問は大きく分けて次の2種類に分類できます
- クローズドクエスション
- オープンクエスション
「はい」「いいえ」で答えられる質問
(例)ペットは飼っていますか?
メリット:すぐに答えやすい
デメリット:話が広がりにくい
「はい」「いいえ」で答えられない質問
【どんな・どこ・どれ・どうやって・どうして】など『ど』がつく質問
(例)どんなペットを飼ってみたいですか?
メリット:話が広がりやすい
デメリット:すぐに答えにくい
それぞれにメリットとデメリットがあるよ
序盤は会話にリズムを作ることが重要。はじめはテンポを重視して相手が答えやすいクローズドクエスションを使います。その後は、会話を広げていくためにオープンクエスションを使っていきます。
自分「動物は好きですか?」(クローズド)
相手「はい」
自分「ペットは飼っていますか?」(クローズド)
相手「はい」
自分「どんなペットを飼っているのですか?」(オープン)
相手「犬を飼っています」
自分「どんな種類の犬ですか」(オープン)
相手「ゴールデンレトリバーです」
自分「うちの実家もゴールデン飼っています。飼ってどれくらいですか?」(オープン)
相手「最近飼ったばっかりでまだ赤ちゃんなんですよ〜(省略)」
最初にテンポよく質問してから話を広げていくイメージだ
教えてもらう
知らない話題は教えてもらうことで会話が広がる!
雑談は共通の話題があると盛り上がります。その時はテクニックなど必要ありません。問題は自分の知らない話題がでたときです。ピンチです。でもピンチはチャンス!自分の知らない話題がでたときはチャンスなんです。教えてください!というスタンスで質問してください。先生と生徒の関係のように。人は教えることが好きです。自分の好きなものならなおさらです。人類は知恵を継承することで発展してきました。教えることは本能なのです。
雑談の基本は相手に話しをしてもらうことだ
自分「週末はどのようにお過ごしですか?」
相手「テニスをしています」
自分「おぉーテニスいいですね。やったことないんですが、すぐ打てるようになりますか?」
相手「コートの中にボールを入れるのは難しいですね」
自分「やっぱりそうなんですね。ラケットって種類分かれていたりするんですか?」
相手「初心者向きのものや上級者向きのものなど色々ありますよ。重さも違いますし、あとガット(網)も色々な種類があるんですよ〜(省略)」
知らないことは質問して教えてもらおう
時間軸をずらす
ベタな質問でも過去、現在、未来の視点で聞けば会話は広がる!
質問してすぐに会話が終了。焦って違う質問をしても会話が続かない。こういうことよくありますよね。そんな時に使えるテクニックが時間軸をずらして質問することです。同じ話題でも昔(過去)、今(現在)、将来(未来)と視点を変えて質問することで話が広がります。
話題を変えずに時間をずらして質問してみよう
自分「ペット飼っていますか?」
相手「ダックスフンド飼っています」
自分「いいですねー。毎日散歩行ってるんですか?」(現在)
相手「毎日ではないですが休みの日は必ず連れていきます」
自分「子どもの頃は私も犬飼っていました。子どものときから犬飼っていました?」(過去)
相手「そうですね。小学生のときからずっと犬がいる生活ですね」
自分「もしもう一匹飼うなら飼いたい犬種いますか?」(未来)
相手「大型犬飼いたいですね。ゴールデンレトリバーとか〜(省略)」
時間軸はさっきの『教えてもらう』と相性がいいよ
(例)知らない話題を教えてもらう+時間軸をずらす質問
自分「週末はどのようにお過ごしですか?」
相手「テニスをしています」
自分「テニスいいですね。スクールに行かれてるんですか?」(現在)
相手「そうなんですよ。本格的にやりたいなっと思って」
自分「学生の頃からやられていたんですか?」(過去)
相手「中学、高校はテニス部でした。大人になってからまたやりたくなって習い始めました」
自分「部活でやられていたんですね。今後試合にも出られる予定ですか?」(未来)
相手「そうですね。やるからには試合にも出たいですね〜(省略)」
会話が途切れそうなときは時間軸をずらして広げよう
万能な質問
会話のきっかけに次の2つがオススメです
- 週末の天気の話
- 最近ハマっていること
天気の話は初対面、知り合いなど誰にでも使えます。ポイントは今日の天気の話ではなく週末の天気の話をすることです。今日の天気の話だけだと会話がすぐに終了してしまいます。週末の天気の話から週末の予定を聞いて会話を広げていきます。
自分「今日あったかくていい天気ですね」
上司「最近雨が多かったから、気持ちええな」
自分「今週の日曜日も晴れで気温も高いみたいですよ」
上司「そうなんや」
自分「どっか出かける予定あります?」
上司「晴れなら久々にコート借りてテニスやりたいな」
自分「テニスいいですね。僕やったことないんですけどテニスってすぐに打てるように〜(省略)」
天気の話から『教えてもらう』などのテクニックで広げていくイメージだ
「最近ハマっているものは何ですか?」も使いやすくオススメです。「趣味は何ですか?」と聞くよりも回答の幅が広くて相手が答えやすくなります。ただ、天気の話しと違ってひと言目には向いていません。初対面の人に「はじめまして。最近ハマっているものは何ですか?」と話すのは不自然です。この質問をするときは、自分のハマっているものの話しをしたあとに相手に質問するのが有効です。
まず自分がハマっていることを言う。その後に相手に聞こう。
(例)最近ハマっているものを聞く 新入社員(自分)と上司編
自分「おはようございます。今日あったかいですね」
上司「おはよう。いい天気やな。」
自分「でも週末雨みたいですね」
上司「みたいやな」
自分「最近電子書籍にハマってて晴れでも休みの日は引きこもってるんですけどね」
上司「へー。今の若い子は本も電子で読むんやな」
自分「慣れたら意外と読みやすいですよ。最近何かハマってるものありますか?」
上司「この前ペットショップで熱帯魚飼ってきてな。今はその世話するのが楽しいわ」
自分「いいですね熱帯魚。僕飼ったことないんですけど熱帯魚って1匹どれくらいの金額するんですか?」(教えてもらう)
上司「金額は種類にもよるな。数百円から数万円まで幅広いな」
自分「へー!そんなに幅広いんですね。ちなみにどんな魚飼ったんですか?」(オープンクエスション)
上司「エンゼルフィッシュっていう種類やわ。1匹1300円くらいやわ」
自分「なかなかいい値段しますね。いつかこれ飼いたいなーっていう熱帯魚はいますか?」(時間軸 未来)
相手がハマっていることを話したらオープンクエスション、教えてもらう、時間軸などを使って話しを広げよう
雑談力が上がる 感情テクニック3選
自己開示
自分の感情をオープンにすると相手のこころもオープンに!
雑談は情報交換になってしまうと広がりません。ゴールがない会話が雑談です。雑談とは論理的な話の逆。つまり感情的な話しです。感情を入れて話すと雑談は盛り上がります。自分の感情をオープンにすると、相手も感情をオープンにしてくれます。これを返報性の法則といいます。
会話でも自己開示してくれた人にはお返しに自分のことを話そうという心理が働くんだ
相手が感情をオープンにして話してくれると信頼関係が生まれます。『こんなにも私はこの人に自分のことを話しているのだからこの人は信頼できる人だ』と考えるようになるのです。
おすすめの自己開示の場面
- 初対面の人と会うとき
- 雑談に入るとき
(例)初対面の人に会うとき 高校入学時のはじめてのクラス編
自分「名前なんていうの?」
相手「〇〇」
自分「俺は△△。自分でもすごい嫌なんやけど(感情)めちゃ汗かきやから(自己開示)汗臭かったらごめんな」
相手「汗かきなんや。」
自分「3月から11月まで汗かくねん。蚊の活動期間と同じやねん」
相手「長いな!でも俺も汗かきでさ〜(省略)」
(例)雑談に入るとき 新入社員(自分)と上司の会話編
自分「この前大学の友達と飲みに行ったんですよ」
上司「ええな。学生時代の友達と飲むのは楽しいわな」
自分「でも飲み過ぎてほとんど記憶ないんです。(自己開示)トイレにあいだみつおのポエムが貼ってあったことしか覚えてないんです。ほんま最悪ですよ(感情)」
上司「たまに貼ってるけど!まだそんな飲み方するねんな」
自分「お酒で失敗したことあります?」
失敗談は自己開示するときにおすすめ
ボディランゲージ
身振りや表情を意識すると感情が相手に伝わる!
意識すべきボディランゲージ
- 目線は口元
- 腕を組まない
- お腹を相手に向ける
- 相手と同じ動きをする
目線は口元の理由
人見知りの人は(私も)目を見て話すのが苦手です。でも、目を見ないと『コイツ話し聞いてんのか??』と思われそうという不安もあります。そこで、目を見ずに話しを聞いてますアピールできるのが口元を見るです。
腕を組まない理由
腕を組むのは防衛のサインです。これ以上私の領域にふみ込んでくるな!とメッセージを送っています。不安の表れです。自分が腕を組む状況を意識して見てみてください。不安があるときに腕を組んでるはずです。腕という壁を作ることで距離を保っているのです。でも壁があると心の距離が縮まりません。意識的に腕を組むのをやめてみて下さい。
話を聞くときはお腹を向ける
腹を割って話す、腹に落ちるなど日本語には『腹』を使った慣用句やことわざがたくさんあります。その多くが腹=心と解釈できます。つまり、お腹を相手に向けていないときは話に興味がないときです。心ここに在らず。なのであなたの話に興味がありますと伝えるためにしっかりと話し相手にお腹を向けて下さい。
相手と同じ動きをする
飲み会やBBQなど数人での会話で話すタイミングがわからないときの対処法です。タイミングがわからなくても、まわりの動きに合わせて自分も一緒に動きます。人は自分と同じようなしぐさをしている人に対して安心感を抱きます。これをミラー効果といいます。みんなが笑ったところで自分も笑うのです。そうしているとだんだんと場に馴染むことができます。
ミラー効果は1対1でやり過ぎると「めっちゃマネしてくるやん!きもっ!」と思われるよ。数人のときに使うのが得策
リアクションからの単語リピート
リアクションを意識して相手の言葉を繰り返せば会話は続く
相手の話しを聞くときは、肯定と共感が大事です。相手の感情に寄り添って話を聞くのです。これさせ押さえておけば雑談は怖くありません。その方法がリアクション+単語リピートです。リアクションは『あ・い・う・え・お』で成立します。単語は相手の会話から引用します。
話を聞いているときは笑顔を意識しよう。
上司「この前ペットショップで熱帯魚飼ってきてな。今はその世話するのが楽しいわ」
自分「えー!熱帯魚ですか。僕飼ったことないんですけど熱帯魚って1匹どれくらいの金額するんですか?」
上司「金額は種類にもよるな。数百円から数万円まで幅広いな」
自分「おー!幅広いですね!ちなみにどんな魚飼ったんですか?」
上司「エンゼルフィッシュっていう種類やわ。1匹1300円くらいやわ」
自分「おー!1匹1300円はまぁまぁしますね。」
言葉だけでなく表情もしっかりリアクションしよう
人見知りを克服する練習 2選
初対面の人に話しかけるメンタルを作ることが大切です。そのためには場数を踏む必要があります。自然な状況で初対面の人と話せる場所が次の2つです。
- エレベーター
- お店
エレベーター
自分が先に乗っている状況で他の人が乗ってきたときに「何階ですか?」と聞くのです。これだけです。人見知りの人は自分から話しかけることが苦手です。まずは、自分から話すことに慣れましょう。相手が先に乗っているときは「〇階お願いします」と言って下さい。
空いているときは無理に言わなくてもいいよ。
お店
コンビニやスーパーのレジでお会計を済ませたあとに「ありがとうございました」と言うだけです。そのときに店員さんの目をみて笑顔で言えるとVery Good !! 慣れないうちは「どうも」だけでもいいです。飲食店では「ごちそうさまでした」と言いましょう。
練習にもなるし相手も喜ぶ。一石二鳥だ
まとめ
雑談力が上がる方法2選
- 質問して相手に多く話しをしてもらう
- 感情をともなった会話のやり取りをする
雑談力が上がる質問のテクニック4選
- オープンクエスションとクローズドクエスションを使い分ける
- 知らない話題は教えてもらう(質問する)ことで会話を広げる
- 過去、現在、未来の視点で質問して会話を広げる
- 「週末の天気」「最近ハマっているもの」を会話のきっかけにする
雑談力が上がる感情のテクニック3選
- 自分の情報(失敗談や嫌いなもの)を先に言うと相手が心を開く
- 目線は口元、お腹を相手に向ける、腕組みしない、相手のマネをする
- リアクションをとって相手の会話にでてきた単語を繰り返す
人見知りを克服する練習
- エレベーターで「何階ですか?」と聞く
- お店を出るときに「ありがとうございました」と言う
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「おっ!これは使える」「なるほど!」と思っていただけたでしょうか?
そんなあなたに、最後に一つお願いがあります。
それは、実践すること!!
どれを使うか迷ったり忘れそうなら『教えてもらう』『リアクション+単語リピート』の2つだけ意識して下さい。
読んだだけでは上達しません。使ってはじめて身につきます!
雑談を楽しんでより良い人間関係を作ろう。
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ココナラで雑談やトーク、スピーチに関するアドバイスを受け付けてるよ。